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ミカタイムズvol.2(2017年2月号)

 
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1月は開発教育のネットワークに関わる協議会への団体としての出席、開発教育指導者研修をJICA九州に協力する形での実施という2つの大きな活動がありましたので報告いたします。 1月14,15日に東京のJICA地球ひろばで開催された「国際理解教育/開発教育実践者向けネットワーク協議会」に参加してきました。これは開発教育を実践している先生やその団体が専門家も交えて勉強や情報交換を行う会です。 研修に参加してみて活発な団体には主に2つの特徴があることに気づきました。一つは、独自教材の開発をしっかりと行っていることです。これにより、魅力的で充実した開発教育の実践ができ、「もう一度やってほしい!」「今度はうちの学校でも!」というように活動機会の連鎖を生むことができます。もう一つは、実践力を高める仕組みをもっていることです。例えば、団体内部で経験を積むための場がある場合は、内輪で練習を積み、自信を持った状態で実践に取り組めます。また、相互に指導をし、高め合うことで、自然発生的に開発教育の指導者が生まれ、人材育成ができるようになるという好循環が生まれていました。 今回の気づきを生かし、これからますますミカタの活動を活性化していきたいと思っています。 参加者同士のワークの様子@JICA地球ひろば同じく1月14日に全面協力をする形で「JICA九州開発教育指導者研修」を佐賀県にて実施しました。この研修は全国的には様々な地域で実施されていたものの、九州では開催されていなかったもので、ミカタの働きかけによって今回実施する運びになりました。 講師は代表の糀(こうじ)が行い、開発教育を実施するにあたっての素地となる<ファシリテーション※裏面参照>についてワークを通じて実践的に基礎的なところから身につけてもらい、最後にファシリテーションスキルを活かすことができる開発教育手法の一つとして<フォトランゲージ>を体験してもらいました。会場は定員いっぱいの20名で、「開発教育の場だけでなく様々な場面で活用できそうだ」「実践的なもので、今日から役立てたい」と言った意見を多くいただきました。 参加者の動きや、反応からこちらが学ぶことも多く、今後も可能であれば続けていきたい事業であると感じました。  1歳の娘は、野菜や魚介類が大好きですが、残念なこと  にお米をほとんど食べません。炭水化物が少なく栄養が偏るのではと心配し、様々な工夫をしましたがうまくいきません。挫折しそうになったころ思い出したのが、ミクロネシアでの食事。ホームステイ先ではタロイモが主食としてだされていました。そうか、主食は米だけじゃない!ということで、世界の主食を食卓に出すようにしたところ、娘はとうもろこしが気に入ったようです。  世界に目をむけたとたん、お米への執着から解放され、心がとても軽くなり、子育てが一層楽しくなってきました。娘がお米を食べる日はいつか来るだろうと心に余裕をもって、今は色々な世界の主食にチャレンジしていこうと思います。

 

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