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ミカタイムズvol.4(2017年4月号)

 
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少し遅れましたが、今年も桜が綺麗に咲きました。 いつまでも続くかと思われた厳しい冬の寒さも和らぎ、ぽかぽかと眠気を誘う季節になりましたね。 さて、早速ですが次の一文を読んでください。 「これからの学校には、(中略)あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められる。」 春でなくても眠くなりそうな小難しい文章ですが、これは新学習指導要領の一文です。 前回も少し触れましたが2020年からの10年間を見据えた新しい学習指導要領が告示されました。そこには「生きる力」の理念を捉え直し具体化した記述をはじめ、昨今話題となっている道徳の時間が教科化されることや、プログラミング教育の実施についても明記されています。そして、さらに上述のような内容もひっそりと書かれているのです。 もう一度じっくりと引用した部分を読んでみてください。今回の学習指導要領には、端的に言うと2030年の社会を見据えた時にこれからの学校に求められることは何かが書かれています。その中の一つとして教育基本法に定められた根幹となる様々な目的と並んで、「持続可能な社会の創り手」を育むことが求められると明示されているのです。 ただ、これは今に始まったことではなく、実は現行の学習指導要領でも触れられている内容です。大きな話題になることがなかったためにあまり知られていないだけで、本来は学習指導要領に記載されているということはこれまでもこれからも学校教育全体で目指す目標なのです。 さて、この学習指導要領にも明示されている「持続可能な社会の創り手」を育む教育こそがミカタの活動の中心であるESD(Education for Sustainable Development)です。 年度は変わりましたが、ミカタの目的は変わりません。 「持続可能な社会の創り手」を育むため、まずは気負わず自分たちの活動内容を持続可能な範囲に調整しつつ、今年度ものびのびと活動をしていきます。

お子さんが何歳の時まで授乳していましたか。  私の娘は現在2歳ですが、母乳育児を続けています。 日本では、生後1年前後での断乳が一般的です。 しかし、国によって母乳育児事情も様々。例えば、母乳育児が強く推奨されているオーストラリアでは、生後6か月までの完全母乳育児率が60%を超え、5-6歳まで授乳するお母さんもいるそうです。それに対し産後3か月で職場復帰をするフランスでは、母乳育児を好むお母さんは少なく、薬で母乳を止めることもあるそうです。  ちなみに、WHO(世界保健機構)は、生後6か月の完全母乳育児と2年以上の母乳育児を推奨しています。免疫・栄養学的な理由に加え、精神面が安定するなどの理由からもメリットの多い母乳。日本での常識に惑わされず、自分の判断で卒乳や断乳をすればいいのではないでしょうか。

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